南開大学
この大学のポイント
- 天津市トップの名門総合大学
- 総合と会話を連動させた授業が特徴大
南開大学の基本情報
- 住所
- 南開区衛津路94号
- 校内の位置
- 事務所名称
- 国際学術交流処留学生科
- 業務時間
- 立地特性
- 沿海/大都市/中心部周辺
- 語学留学生のキャンパス
- 本キャンパス
- 語学留学生部門の規模
- 大規模校
- 留学生受入れ開始
- 空港出迎え(指定期間)
- 80元
- 空港出迎え(指定期間外)
- 80元
- 出迎えをする空港
- 天津空港
- 直行便がある日本の都市
- 東京、大阪、名古屋、札幌、函館、静岡、那覇
留学生の内訳
日本及び上位出身国の学生数
- 日本
- 128人
- 韓国
- 778人
- モンゴル
- 21人
- ベトナム
- 14人
- アメリカ
- 13人
- 留学生の総数
- 1,048人
留学生の出身地比率
- 東アジア
- 97%
- 東南アジア
- 若干
- 西アジア
- -
- ヨーロッパ
- -
- アフリカ
- -
- 北米
- 若干
- 中南米
- -
- オセアニア
- -
年齢構成
- 30歳以下
- 31~40歳
- 41~60歳
- 61歳以上
授業とクラス
授業時間など
- 1クラス平均人数
- 15・30人
- レベル分け
- 8段階
- 1コマ時間数
- 45分
- 週あたり授業コマ数
- 18~20コマ
- 日本語学科の有無
- 有
クラス数
- 基礎1
- 1
- 基礎2
- 2
- 初級1
- 2
- 初級2
- 1
- 中級1
- 2
- 中級2
- 2
- 高級1
- 1
- 高級2
- 1
クラス数
- 基礎1
- 1
- 基礎2
- 2
- 初級1
- 2
- 初級2
- 1
- 中級1
- 2
- 中級2
- 2
- 高級1
- 1
- 高級2
- 1
カリキュラム
- 高級1
- 数
- 総合
- 4
- 口語
- 4
- 聴説
- 4
- 文法
- 4
- 作文
- 2
- 高級2
- 数
- 総合
- 4
- 口語
- 4
- 聴説
- 4
- 文法
- 4
- 作文
- 2
選択科目
- 過去の開講例
- 社会マナー、武術、書道・絵画、二胡、料理
留学生寮
寮費と諸費用
- 1人部屋
- 120元/日
- 2人部屋2人
- 60元/日
- 保証金
- 100元
- 水道
- 無料
- 電気
- 無料
- ネット
- 実費
- 初回支払
- 1ヶ月分
寮の設備
- 机・椅子
- 有
- クローゼット
- 有
- テレビ
- 有
- 電話
- 有
- エアコン
- 有
- トイレ
- 有
- シャワー
- 有
- バスタブ
- 有
- コンロ
- 共用
- 電子レンジ
- 冷蔵庫
- 有
- 洗濯機
- 共用
周辺施設(直線距離)
- 銀行
- 校内
- ATM
- 校内
- 郵便局
- 0.4km
- スターバックス
- 1.4km
- マクドナルド
- 1.6km
- KFC
- 0.7km
- 大型スーパー
- 2.2km
- 地下鉄最寄り駅
- 0.9km
留学募集要項
入学条件
- 学歴条件
- 高卒以上
- その他条件
- 健康である者
費用
- 1学期
- 1学年
- 申請料
- 400元
- 400元
- 授業料
- 8,500元
- 17,000元
- 1学期
- 1学年
- 教材費
- 実費
- 実費
- その他
- なし
- なし
募集日程
- 年度・学期
- 07年春学期
- 申請締切り
- 12月31日
- 入学手続き
- 02月下旬
- 授業開始
- 03月上旬
- 中間テスト
- 05月中旬
- 期末テスト
- 06月下旬
- 終了
- 07月中旬
- 年度・学期
- 07年秋学期
- 申請締切り
- 06月30日
- 入学手続き
- 09月上旬
- 授業開始
- 09月上旬
- 中間テスト
- 10月中旬
- 期末テスト
- 01月上旬
- 終了
- 01月中旬
- 海外保険
- 中国の保険が学費込
提出資料
- 入学申請書
- 要
- パスポートコピー
- 卒業証明書
- 要
- 在学証明書
- 要
- 成績証明書
- 要
- 履歴書
- 健康診断書
- その他
南開大学の写真
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天津市中心部に位置する名門総合大学。この大学の最大の特色は基礎1から中級1クラスの授業方法にある。これは他の大学にはまったく見られないこの大学だけの特色である。かなり分かりにくいので詳しく説明する。
まずこのカリキュラムは基礎1から中級1の5段階8クラスに共通に適用される。(中級2から高級2には適用されない。)
科目は「総合」と「聴説」の2科目が設定される。総合では文法や閲読の他、基礎クラスでは漢字なども教えられる。聴説では会話や聴力の授業が行われる。基本的に毎日、最初の2コマは総合、後の2コマは聴説の授業が行われる。
そして最大のポイントといえるのが、前半の総合の授業と、後半の聴説の授業が連動しているということである。つまり、総合の授業内容を使って聴説の授業が行われるのである。例えば、総合の授業で結果補語の文法説明が行われると、後半の聴説の授業で結果補語を使った会話練習をするといった形式である。(状況により、変更有り)
総合の授業は1クラス30人程度と比較的大人数での授業を行っているが、聴説の授業ではこの1クラスを15人程度のクラス2つに分割し、会話練習での発言機会が増えるように配慮している。
文法で学んだ内容をすぐに実践練習することができるし、記憶が新しいうちに再度学習するので、学習内容定着の効果もある。
さらに特筆すべきは、この方法を実施するために教員スタッフが行っている準備活動である。まずこの方法では1クラスを3名程度の教員が担当するのだが、各スタッフは週に1度ミーティングを行い、次週の授業内容、それに伴い各自が準備すべき内容の他、現在のクラスの問題点などを協議する。
そして原則として、前半の総合の授業には後半の聴説の教師も出席して授業を傍聴する。前半の授業内容を実際に聞いた上で、後半の聴説の授業を行っているのだ。
この方法は中国と欧米が共同開発したもので、短期間で高い効果を上げられるとしているが、これを実現するための教員スタッフの労力は並々ならぬものがある。また、前半の授業を後半の教師が、後半の授業を前半の教師がそれぞれ参観するとなると、1人の教師が担当できる授業数は確実に少なくなり、逆に言うと、授業1コマあたりのコストが高くなる。
以前、別の大学でもこの方法を採用したことがあるが、あまりに労力とコストがかかるため、すぐに撤退したという。この大学の授業料は年間17,000元で、絶対額としては決して安いとはいえない。しかし、これだけのコストと手間をかけているならば、むしろ安いといえるかもしれない。
学生はあくまでも勉強するために留学に来ているというスタンスであり、留学生を甘やかすということはない。宿題のチェックなども行うし、欠席日数が授業日数の3分の1を超えると、期末試験の受験資格が剥奪され、修了と認定されない。
反面、学生の前向きな要望には応えており、互習学習を探すことなどにも協力してくれている。